2008年4月26日 (土)

文学の現実的アプローチ

今日はシックハウス関係の講演会を聴きに行った。建築、什器、材料の各業界団体がシックハウス関係の研究会を発足させ、専門家の講演を催している。

いつもは脳に関して、自然科学とか心理学、哲学、というような催し物に参加しているが、シックハウス関係からアプローチするのも違った視点で脳を見ることが出来て参考になる。

今回は、千葉大の森千里教授がご担当された。

森氏は、千葉大柏の葉キャンパスにて、ケミレスタウン・プロジェクトを主催されている。

キャンバス一帯に問題を起こす化学物質を極力抑えた部材を用いた建築物で街を作り、更に室内にもそのような什器を据え付けるという試みである。

その街に、化学物質過敏症の方が生活して症状が良くなっているという。

まず一昔前問題となったPCBの有害性から聴いた。今でも環境に残存して食物連鎖で動物にも多数含まれているという。

マグロやカジキなど大型魚類には高濃度で含まれているという。

刺身が好きな私にとって残念な話である。先ごろ尿酸値が基準値以上になって、魚類を多少控えるようにした中、更に追い討ちをかけた。

最近、安価に血液中のPCBなどの有害化学物質の含有量を測定する方法を開発されたとのこと。

化学物質の危険性については、まだ世間で認知されていないらしい。まずは認知からということを強調されていた。

最後の質疑応答で、シックハウスとうつ病は共通の神経醸造を起こすが、心因性と化学物質要因とどう区別するのか?と伺ってみた。

化学物質起因は、特定の場所でそういう症状が出るという。心因性は、場所を選ばないという。

しかし化学物質過敏症は、一度発症すると、場所を選ばず神経症状が出現するのだが、どうなのだろうという疑問が残った。

私は、化学物質過敏症と北里病院で診断されたが、様子からみるとどうやらシックハウス症候群では思われる。

講演の室内でデモをやった。自分は、その部屋で調子が悪くなるが、窓を開けると改善することを示した。

最近流行っているうつ病は、室内換気不足が原因でないかと考えている。まず建物の高層化で窓が開かないことが多くなった。この場合すべて換気装置に依存することになっている。

しかし、換気を強くすると、音がうるさい、寒い、冷える、折角暖めたり冷やしたりした空気を無駄に外に出してしまう、ということからあまり装置として使われなくなっている様子だ。

それで空気が澱んで気分が悪くなる症状が起こる。

部屋に、化学物質を発生させるものをそれなりの数設置するならば、換気装置もそれなりに改善するべきだ。

そういうことをケミレスタウンで実証していただきたいと思う。

森氏は、最後にプレゼンの資料の中で森鴎外について出された。ひ孫さんらしい。

ひい爺さんが文学をやられている一方、現の代にて、複合汚染を研究されている。きわめて文学という営みに関して、現実的かつ科学的なアプローチを取られていると納得した。気持ちをうじうじさせ心を不安にさせる文学的衝動の発生源に正面切って立ち向かわれている。

文豪の末裔の方の営みというのは、その文豪の作品とつながりがあるのかもしれない。比較してみると、漫画だったり骨董だったり化学物質だったりする。

登校拒否や引きこもりの根本原因を化学物質とされていること、科学的に有害性を証明できなければ幾ら活用しても良い、という考えはおかしい、客観的に判明する前でも怪しい場合は逃避すべき、と科学一辺倒ではなく、文学的視点が組み込まれている。

こういうアプローチがトンデモといって怒られるのですね。

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2007年11月 4日 (日)

無臭の防虫剤

またシックハウスの話があった。

いつも朝起きて頭痛がするという。また仕事で疲れていて土曜と日曜部屋にこもって寝ている時間が長くて、特に月曜の朝が、めまいと頭痛で酷くなる。日曜のサザエさんの放映の時間頃から、翌日の仕事の段取りを考えていると不安になってくるという。

訊いてみると、箪笥に防虫剤が入っているという。

4センチ立方の小さな箱に入っていて半年効果があるという。しかもナフタレンのような嫌なにおいがしないらしい。

1Kのワンルームタイプの部屋で、あまり換気をしないらしい。寝ている時間は窓を閉めるから密閉状態になる。

防虫剤のせいで頭痛くなるのだから即刻止めるようにいったら、臭いがないから大丈夫じゃないのと最初は拒否された。

無臭だから無害というように考えているらしい。でも虫が嫌いな成分が含まれてこれが拡散する。虫が嫌えば、人間だって嫌いなはずである。

無臭 防虫剤 をググルとトップに恐ろしさが書かれたサイトがある。

土・日家で寝て、防虫剤を吸い続けて、月曜の朝、頭痛とめまいと不安症状が出て、辛い月曜を一日過ごし、後を引いて火水木金と無理を押して働き、疲労の末、まだ土日寝て過酷な月曜の朝を迎える。これの繰り返しでとうとう精神科通院となってしまったという。それから10数年経つという。不安症状を訴えるのだから釘付けとなろう。

作用剤と副作用防止剤を含めて多種処方されたという。

先生は、部屋の換気とか防虫剤のことは言わなかったらしい。

早速と取り除くようにアドバイスした。これで頭痛とめまいと不安症状は解消するのではないか?それでもダメなら仕方がない。別の方法を考えるしかない。

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2007年10月24日 (水)

二日酔いという人格

会社に10数年通って、今までずっと二日酔いの会社人生だったと気付いたらどう思われますか?

あの人いつも気分悪そうにしている。

月曜から金曜までいるも二日酔い、お酒ばっかり飲んでいるのだろうね、だらしないねえ。

仕事させてもミスばっかりしているし、言っていることもまとまりがないし、精神的に来ているんだろうな。

あいつには、仕事任せられないねえ。

というレッテルを貼られていたのだった。人格の否定も凄いもんだな。

いやあ、私は酒は飲めないですけどねえ。

化学物質過敏症というより二日酔いのほうが実情を表している。

アセトアルデヒドが身体に長い時間蓄積して解毒できない状態なんだな。

それで酔っ払っている。

自分で酒を飲んでいないのに酔っ払っているとは何事だ!

二日酔いさせておいてしかも成果を求めるんだからダブルバインドだよ。

ベイトソンもうまく言ったものだ。統合失調症の原因は両親からのダブルバインド発信らしい。

こういうサラリーマン生活というのも過酷というか、今から思うと笑ってしまう。

株式会社という病の一種だな。

知らないうちに、アセトアルデヒドなど有機揮発物質を吸い込ませて呑兵衛にさせて、仕事しろだって、病もひどいもんだ。

我慢が足りない、努力が足りない、根性なしだってさ。

いやあ、参ったねえ。

これまでの人生どうしてくれんだよ!

(職場のシックハウスで人生棒に振ったダメ社員のボヤキです。)

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2007年10月23日 (火)

めぐりめぐって

単体では、ほとんど害がないけど、複数集まったり、他のものがたくさん組み合わせると害になることが多い。

だから原因特定が難しいだよね。

気分が晴れないとか、気力がないとか、意欲が出ない、という問題は、色々原因があって解消が難しい。今までの人生、これとの格闘だったのだ。

まさか有機揮発物質が、一番の原因らしい、ところまでたどり着くとは思わなかった。

匂わないで、吐き気がしたり頭痛がしたりするという感覚があるとは知らなかった。有機物質も少量だと、あのムワーッとした悪臭を感じなくて、知らないうちに体調が悪くなる。

大体身体のどこかが悪いのか、と思ってしまう。

といいつつも、特段寝込むまでに至らず、その場を離れれば解消するから、何か変だなあ、と思うだけなのだった。

自分では自覚症状が明らかでなく、なんとなく人生暗いなあ、と思っていると、他者からぼーっとして頼りなく駄目な奴だなあ、という烙印を押されるのである。

職場というのは自分で換気できないからなあ。自宅の部屋とか車ならば窓を開けたり換気扇をまわしたり出来るけど、職場では難しい。

結構文句言うと、またあの人かって白い目で見られるし、空調を強くすると流れは良くなるけど、寒くなるし音もうるさくなるから、弱い空調になる。

春とか秋は、設定温度と室温の差があまりないから、空調が作動していないことが多い。空気が澱んでくる。

決まった時間に吐き気がするというのは、PCが熱くなる時間である。

それでいて、机の上のPCはフル回転なことが多い。セキュリティーのためのウイルススキャンで一斉にハードディスクを走査したり無線LANで大容量データを一斉にやり取りするときがあるから、ディスクがフル回転、熱くなっていくんだ。そうするとむわーっと有機揮発物質が一気に充満する。

これで吐き気が続いて後、頭がぼーっとしてきて、酩酊状態になって壊れてくる。二日酔いと同じようになる。アセトアルデヒドの効果も含んでいるのだろう。

作業がまったく出来なくなって、あの人何やっているの?

と冷たい視線を浴びるのである。

気持ち悪いし吐き気はするし頭はぼーっとするし10数年我慢し続けたけど本当に辛いよ。

最近はセキュリティーでPCが盛んに動作するけど、一昔前までは、PCの本体も大きくて性能が悪いから熱を帯びていた。入社以来ずっとぼーっとしていた。

この状態が耐えられなくて会社を辞める人が出たり、あるいは判断力が鈍って仕事がはかどらなくてメンタルに悪影響した人も大勢いるだろう。

そういう揮発有機物質を浴びてハイになればいいのだけど、吐き気がしてしまうから困る。

ハイになる人が勝ち組、吐き気がする人は負け組だ。

これって傷害罪じゃないの。

色々な原因があるけど、PCを製造したメーカ、建物の空調設備の不備、空調設備の運用の不備、ぼーっとしている人にプレッシャーをかけた上司。

ウィンドウズ95と成果主義が同時にやってきたから、過酷だったなあ。

製造物責任法違反とか、侮辱罪、名誉毀損罪、人権侵害とかなるはずだ。

こういう被害者って少なくとも日本に1000万人ぐらいいるのではないのか?

格差とか成果主義とか勝ち組・負け組とか言われるけど、根本原因がここにありそう。

この恨みは、決して軽いものじゃない。

しかしこの問題は、加害者と被害者が千万人単位だから厄介なことだよなあ。

こういうのは犯罪に出来ないのだろう。収拾がつかないだろうな。

これが判っていてやっているのならなおさら罪深いものだ。

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2007年10月 3日 (水)

過敏症と人格の否定

化学物質過敏症とか電磁波過敏症に自分が罹っている可能性があるとは思わなかった。ある場所に行けば、吐き気がしたり頭がぼーっとしたりするが、そこから抜け出せば解消するし、結構体力もあるし、風邪もほとんどひかないから、病気として疑わなかった。

残念なことに吐き気のする場で人生をかけるという境遇だった。何しろ生活するには、そこに赴かなければならない。

換気がよければ、体調も戻るし特に、寝込んだり重大な自覚症状とかがないから深入りしなかった。どちらかといえば心がけの問題とか、慣れれば適応できるとか、我慢すれば何とかなるという程度だった。

あまりにも吐き気がする時間が長くぼーっとする時間が長すぎた。これは意識でどうすることも出来ない。そこに机と椅子がある以上、逃れられない。時折気分が悪くなって換気をお願いするとその場で対応してくれるが、またしばらくすると忘れられたように空気が淀む。

そういう環境だから、ぼーっとした人間という烙印を押されるのである。

たぶんこういうことが苦で会社を辞めたりうつ病になって自殺に追い込まれる人がかなりいるのだろうと推測される。

その場にいてまともに空気が据えないから、頭も働かず判断力が低下してダメ社員化してしまう。まさしく私なんかそうだ。人格が否定されるのである。

今は、自己責任となっている。いろいろ原因があってどれだと特定できないからとされる。

今のなっては、これを解明することしか生きがいがなくなってきている。

証明して責任転嫁して立件して責任者を塀にぶち込んでやりたいという気分で一杯だ。

原子に怒りを込めたことがあったが、分子にも怒りだ。アリストテレスのように水、火、土、風の4元素で充分だ。余計なものを創るな!

ダメ社員の原因って、シックハウスが一番の原因じゃないか?

子供の頃から思い当たることがある。

中学、高校、大学の教室って何か変なにおいがしていた。床のタールのにおい。揮発物質だからもろ吸い込む。それで頭がぼーっとして先生の言うことをうつろに聞いて理解が進まなかったのかもしれない。

最近学力低下が激しくて、先生たちが胃に孔が開くほど気を滅入らせているというが、案外理由は単純だったりして。人間にとって異物である化学物質から逃避しようという神経の反射反応が繰り返されて何回か吐き気がする。

逃げさせるために呼吸を大きくさせて意識を高めようとするが、そのままなのでだんだん減衰して神経伝達物質が消耗して呼吸が浅くなってぼーっとしてくる。

いろいろ原因が絡んで解決の仕様のない問題となっていますが、そういうところから追求してはいかがでしょうか?

万国のダメ人間団結せよ!

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2007年3月29日 (木)

岩石とコンクリートの違い

先日、石垣にかまれた場所にたたずむと気持ちが良い、とかくと、新宿の高層ビルも岩石で出来ているから、同じじゃないか、という突っ込みを頂いた。やはりコンクリートは違うみたい。

私なら感じません。感じる人はいるかもしれません。少なくとも私は、室内の飾りに水晶は置きますがコンクリートブロックは置きません。

何故かは、はっきりしていないのですが、硬い岩石なら気分が高揚してきます。

だからなのかもしれませんが、国会議事堂とか、大理石の化粧板のはめ込まれたところは気分がいいです。

これについてしばし調べています。

まず硬い岩石地帯に住んでいる人は、声が大きいです。同じ九州でも、鹿児島(市)と長崎(市)の人は声が大きく明瞭ですが、熊本(市)と宮崎(市)の人は、穏やかです。東京も西のほうは関東ローム層で硬い岩石がありませんので、声が穏やかです。関西地区も山々に囲まれていますが、固い岩盤ですよね。私も気分が変わります。

関西や鹿児島、長崎ではテンションが上がりますが、東京、宮崎、熊本では、物寂しさを感じます。

あと岩盤浴でもあるように、岩盤に遠赤外線を当てて浴びると気分が良くなるというのもあります。硬い岩石でないと遠赤外線を反射しないのでしょうね。岩盤浴しないまでも、太陽光の遠赤外成分が反射して体に浴びさせると、呼吸を深くするような作用があるのかもしれません。

城下町の岩石は、大理石で、かつて近所で算出していたそうです。立派な天守閣のある城下町の近くには、硬い岩石の石切り場が近くにありますし。

さらに、農村の風景を見ると、人が住んでいる家々は、山裾や丘の裾に殆ど建っています。広い平原の真ん中に屋敷を構えるのはめったに見かけません。そうだとしても、石垣で囲っていますよ。昔は、大平原は人が殆ど住まなかったといいます。泥地でメタンガスや硫化ガスが出て住む気になれなかったのでしょう。

最近は、平原は広いから開発しやすく人が多く住むようになりましたが、どうでしょうか?あまり住み心地は良くないのでしょうね。

こういったことは、風水で言われているようですが、私は信じます。

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