The Office
イギリスのBBC製作のザ・オフィスを見る機会が再び訪れた。
前回は、社内で浮いた元気者が、その他大勢に健康ウンチクを披露するところで皆げっそりして無反応、というものであった。
今回も、一人の元気者とその他大勢がげっそりしている様子だった。シックハウスにかかっているように見えた。そして笑い上戸の上司のいうことを部下が聞かない。
元気者がパーティーで多くの女性と楽しそうに話していた。
こういう元気者とげっそり者の葛藤がシリーズで展開されているらしく、BBCでは年6作分しか製作されず、それで関係者がすべて食べていけるらしい。
日本でも良くあるような風景だが、これが高尚なコメディーといわれる。
イギリスでは、これらの様子をタブーなしに放映できるのだから、当事者意識が無いというか、現実にそういうことがあり得ないのだろうな。空気を読むことは他人事なのか?空気を読むな、ということか?
わが国では極当たり前の風景で、あまりにも身近だから、放映するとしらーっとしてしまうのだろう。他人事だけが放映できる。
イギリスでは、日本での日常が他人事なんだろう。どっちもどっち。皆元気者ばかりだったらみんな幸せか?皆げっそりしていたら幸せか?そういう問いが発せられたが論理的に破綻している。
不思議なことに、日本ではそういう日常を体験して多くの人が養われているが、イギリスでは、テレビの製作者だけがその日常によって食べていける。
どっちが良いのだろう?
空気を読むことを戒めるというのも、ある意味厳しい世界なんだろう。
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